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趣味の話 映画編その5

今回も映画のお話をします。
どうもMr.Mです。

 

今回の作品はこちら
「銀平町シネマブルース」
2023年公開/日本
監督:城定秀夫

 

2015年公開の螺旋銀河以来、実に8年ぶりとなった邦画鑑賞。
それくらいに普段邦画は観ないのですが、
今回鑑賞のきっかけになった一因として関町知弘さんが出演してるから。
良いですよね、蒲田。あとカップ焼きそばにチーズ入れたい。

 

という訳で観てきましたが
本作の主演の小出恵介さんは
2017年に大阪府青少年保護育成条例違反の疑いにより書類送検され、
活動を休止していましたが今作が復帰作となりました。
「役柄にのせて自分も再生、再起していけたら」と舞台挨拶で意気込みを語るように、
見事にホームレス役を演じきった役者小出恵介としての技量に素直に引き込まれました。

 

過剰な演技をしない、フィクション感が出ない、本当にその場にいるような等身大の人間模様。
邦画はヒューマンドラマがやはり強いと再認識できます。
アットホームは雰囲気の中に死や別れ、詐欺などの陰りを入れるのも現実味が増す。
映画と言う事で多少の予定調和は見受けられますが、
それでも振り返るとうまくまとまっており鑑賞後は「観てよかった」と良い喪失感が得られました。

 

そんなこんなで人生で初めて邦画のパンフレットも購入してしまうくらいには良作でした。
(小出恵介さんのサイン付き!)

個人製作でまったくCGを使わない劇中映画もいい意味でチープで全編観たくなりましたね。
ただ火葬文化の日本でゾンビは無理があるんじゃ…(-人-)
※本作を観た人にはわかる顔文字

 

 

では、また。